山口市の皆さんこんにちは!本日は幅広面取りガラスの交換修理を行ないました!

幅広面取りガラスというのは、ガラスの縁に段が付いていて、アンティークな食器棚等の家具のガラスによく使われています。食器棚の扉を外し、裏返しにすると、ガラスを抑えるための押し縁でガラスを固定しています。
食器棚のガラス交換では、まずその押し縁を外す必要がありますから、スクレーパーで隠し釘が打ってある箇所をねらい、テコの原理で外せる全ての押し縁を外していきます。

そうすると、ガラスの取り外しができます。上の写真では、左が新しい幅広面取りガラス、右が古いガラスです。ガラスの面取り幅は自由に変えてオーダー作成できますが、面取り幅は18mmまでと決まっています。それ以上はできません。

取り外した押し縁には隠し釘が残りますから、新しいガラスに入れ替える際に釘がガラスと干渉するとキズが入る恐れがあります。
そうならないように、あらかじめトンカチで釘頭を叩いて奥にしまいます。もしくは、ネジザウルスで釘を引っこ抜きます。

新しいガラスに入れ替えて、押し縁を新しい釘で固定してガラス交換完了です。

ガラス交換した食器棚のガラス扉を付け直して、作業完了。綺麗なガラスになりました。ありがとうございました。