山口市のペア(複層)ガラス交換事例
本日は山口市にて、朝イチ勝手口ドアの複層ガラスを修理してまいりました!
修理って言ってしまうと、何だか割れたガラスのみ張り替えたような印象になりますが、複層(ペア)ガラスは修理というより交換になります!
↑こちらが割れたガラスですね!割れた跡が野球ボールくらいの丸い形になっています。実際、庭でキャッチボールしていたら野球ボールがあたったそうです。割れたのは片面だけですが、複層ガラスが割れたらメーカーにガラス構成やサイズを伝えて、ガラスをオーダーで作成してもらわないといけません。
なので、一旦勝手口ドアからガラスを取り外して採寸したのです。
勝手口ドアの複層ガラス交換事例
今回交換したガラスは勝手口上げ下げドアの複層ガラスです。勝手口上げ下げドアのガラスは、グレチャン(ガラス縁に巻き付けるパッキン)は巻きません。剥き出しのガラスをそのまま勝手口ドアのガラスが納まる箇所に入れ込みます。
今回の複層ガラスはLow-EというUVカットや断熱効果のある特殊な膜がガラスに貼ってあります。飛散防止フィルムと違い、ガラスの表面ではなく、2枚のガラスの内側にあります。写真で指さしている箇所がフィルムの端です。
複層ガラスは型板ガラスと透明ガラスの組み合わせですが、今回の複層ガラスは型板ガラスが室外側になり、透明ガラスが室内側になるように設置します。
Low-E膜が室外側のガラス内側にある場合は遮熱(日差しカット)性能が高く、室内側のガラス中間層側にLow-E膜がある場合は断熱(日差しは取り入れて熱をカット)性能が高くなります。
Low-Eにはカラーが付いているタイプもあり、グリーンやブルー、ブロンズやシルバー、クリアなどのカラーがあり、日本板硝子の複層ガラスは基本的にグリーンが多いですね。YKKガラスは遮熱ブルーの印象が強いです。室外からガラスをみると、反射してフィルムのカラーに光ってみえます。なので透明ガラスの組み合わせのLow-Eガラスが設置されている窓は、日中に室外側から窓を覗いても、室内が見えにくくなっています。
日本板硝子は複層ガラス、AGCガラスはペアガラスと言う違いがありますが、どちらも同じ複層(ペア)ガラスです。注意点は、日本板硝子とAGCガラスでは型模様が若干違います。同じ型板ガラスでも、日本板硝子は型模様が細かく、AGCガラスは型模様が粗い印象です。年代によっても変わるため、全く同じ型模様は難しい場合もありますね。
勝手口ドアの複層ガラス交換費用
勝手口ドアの複層ガラスサイズは横幅378mm×高さ811mm、ガラス構成はF4A(型板ガラス4mm)+A(空気層)8mm+FL3(透明ガラス3mm)でガラス交換費は25,000円でした!
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