山口市にて2階出窓両袖ガラス真空硝子スペーシア交換事例
みなさんこんにちは!本日は出窓透明ガラスを真空硝子スペーシアに交換事例紹介したいと思います!
出窓透明ガラスから真空硝子スペーシアに取り替えた経緯
真空硝子スペーシアは、2枚のガラスが合わさり、ガラスとガラスの間には0.2mmの真空層とLow-Eという特殊金属膜が塗布された超高断熱ガラスです。
当初は、お客様のご予算もあり、真空硝子クリアFIT(真空層のみ)という真空硝子スペーシアより安価なガラスを入れる予定でした。ですが、8月下旬に問屋にクリアFITの発注をかけたところ、一足先に販売停止されていた為、真空硝子スペーシアの交換となりました。※真空硝子クリアFITは2024年9月から生産中止です。
という訳で、今回はリピートのお客様ということと、21枚のガラス交換をご依頼頂いていた為、大サービスでクリアFITとお値段変わらず、真空ガラススペーシアに交換致しました!
前置きはこのへんで、出窓両袖ガラス交換の事例を紹介できたらと思います!
出窓両袖の既存ガラスを外して新しいガラスへ入れ替える
出窓の両袖ガラスは、押し縁と後付けビードでガラスを固定しています。なので、これらを外さないとガラスを取り外せません。まずは、後付けビードと押し縁の隙間にマイナスドライバーの先端を差し込みます。
後付けビードを押し縁から取り外します。
後付けビードを取り外すとガラスを押さえている押し縁が取り外せます。
これでガラスを取り外すことができます。
真空硝子スペーシアに吸盤を付けて、真空硝子スペーシアを枠に入れます。
今回透明ガラス3mmから、真空硝子6.2mmに交換するので、ガラスの厚みが変わります。すると、先程外した後付けビードが枠とガラスの隙間に入らなくなります。勿論想定済みでお客様に事前にご説明しております。
コーキングでガラスを固定設置する
このような場合はビード納まりからコーキング納まりにします。まずはバックアップ材を枠とガラスの隙間に詰めてガラスを固定し、マスキングテープを貼っていきます。マスキングテープは青い色のガラス用マスキングテープが程よく薄く、剥がしたときに綺麗にラインが出るのでガラス用マスキングテープを使います。
コーキングでシリコンをガラスと枠の間の隙間を埋めていきます。そしてコーキングナイフでシリコンをなぞり余分なシリコンをはけます。あとはマスキングテープを剥がすとコーキング完了です。
余談ですが、コーキングはガラス屋としての力量が問われます。コーキングナイフには職人のこだわりが詰まっていて、職人によってヘラを当てる角度やコーキング幅が違うので、ヘラの形状や、ヘラを滑らせる感触も様々です。コーキングの力量はガラス屋によってかなり変わりますから、コーキングの必要なガラス交換はガラス修理専門業者にお任せした方が良いんですよ。
真空硝子スペーシアの交換は、是非当店にご相談頂きますと幸いです。
窓助ガラス店
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