山口市のペアガラス交換(現地調査から交換までの流れ)

本日はペアガラスの現地調査から交換までの流れをご紹介していきたいと思います!

ペアガラス現地調査

ペアガラス現地調査

↑まず、ペアガラスは室内外のガラス厚みや種類、そして空気層を測る必要があります。最も簡単な測り方は、ガラスの割れた箇所から差し金を突き立てて、ガラス厚みや空気層を測ってしまう方法です。今回は透明ガラス3mmの組み合わせで、空気層が6mmのLow-E無しです。Low-Eは遮熱や断熱性能をもたらす為の特殊金属膜です。ちなみにLow-Eは遮熱は室外側ガラスの空気層側に、断熱は室内側ガラスの空気層側に付いています。細かい寸法の測り方は、縦框を外しガラスの側面をみて厚みや空気層を測る方法をとります。

次に、縦框を分解した際に、ガラスがどれだけ障子枠にのみこんでいるかみておきます。メーカーやサッシ種類によって計算方法は異なりますが、ペアガラス右下の刻印にガラス寸法が刻印されていれば、その刻印にあるサイズがガラス実寸になります。

またガラス溝開口などをみておけばグレチャン(パッキン)も替えることができますね。ただ、ペアガラスのグレチャンは費用が高いため、既存のグレチャンが傷んでいなければそのまま使用して問題ありません。

ペアガラス交換

次にペアガラスの交換を行っていきます。まずは障子を外して作業台の上に乗せます。障子枠の分解前に、ねじ穴をよくみてみます。ねじが潰れていないか、ドロが入っていないか等。稀に、泥蜂が障子上部のねじ穴に巣を作っているので、泥でねじ穴が埋まっています笑

そのままではねじ穴頭とインパクトのビットが噛み合わない為ネジが外せませんから、こういうときは、パーツクリーナーをねじ穴に吹きかけ洗浄してから、ねじを外します。

ペアマルチ

↑障子を分解し既存のペアガラスを撤去して、新しいペアガラスを作業台の上に出しました。

ペアガラス交換

この新しいペアガラスにグレチャンを巻き付けて障子枠を嵌め込みます。障子枠はネジでしっかりとめておきます。

あとは、新しいペアガラスに入れ替えた障子をサッシ枠に建て込みます。このとき、割れたガラス片がレールに残っていると障子がスムーズに動かないため、障子を外した段階でガラス片が残っていないかよく見て、レールの清掃をしておきます。地震の際に障子が外れないように外れドメをして、ペアガラスの交換が完了です。

ペアガラス割れの際には、我々ガラス屋はこのような流れで現地調査から工事を行っています。万が一のペアガラス割れの際はMADOSUKEまでお気軽にご相談くださいませ。

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