防犯対策で防犯ガラスにしようか、窓シャッターを付けようかって悩みますよね。そもそも防犯ガラスって意味あるの?という疑問から窓シャッターって外出のときいつも全部閉めるのは面倒くさくない?と感じたり、結局どちらが良いのだろうかと悩みますよね。
この記事では防犯ガラスにするメリットとオススメの理由と合わせて、窓シャッター取り付けのメリットと取り付け後のデメリットもご紹介していきたいと思います。
防犯ガラスのメリットとオススメの理由
防犯ガラスのメリットとオススメの理由についてご紹介します。
- 費用がシャッターに比べて安い
- 四六時中防犯効果がある
- 設置が短時間でできる
①費用がシャッターに比べて安い
やはり安いというのは魅力的です。もちろん普通のガラス交換に比べて防犯ガラスの交換は高くなりますが、それでも窓シャッターに比べて費用は安く済みます。できれば安くしっかり防犯の効果を望みたいというのは誰もが思うものです。
②四六時中防犯効果がある
防犯ガラスの場合は常に防犯効果があります。対して窓シャッターの場合、シャッターをきちんと閉めておかないと防犯効果は皆無です。うっかりシャッターを閉め忘れて外出し、シャッターをしていない窓から空き巣被害に合うこともあります。何故なら、空き巣被害の半数は窓からの侵入だからです。
窓シャッターの場合、外出の際にいつも各部屋の窓シャッターを閉める必要がありますし、確認してまわるのも時間がかかります。防犯ガラスであればそのような手間もかかりませんし常に防犯している状態です。面倒な確認作業も手間も発生しません。
③設置が短時間でできる
普通のガラスを防犯ガラスに入れ替えるのは1枚あたり30分でできます。小さい窓だと作業時間は1枚15分ほどです。対して窓シャッターの場合、小さい窓でも一箇所2時間ほどかかります。大きい窓だと3時間ほどです。
何故そんなに時間がかかるかというと窓シャッターは取り付けの工程数が多いからです。枠を組んで水平、垂直をみて位置を決めて下穴をあけ、ビスにシーリング材を付けてビスを壁に打ち込み枠を取り付けていき、スラッドやボックスカバー、ガイドレールを取り付けボックスまわりの防水シーリングを行うなどの工程があります。大きい窓だと一人ではできないので二人〜3人作業になり人工費もかかります。
防犯ガラスの場合はほとんど作業員一人あたりガラス1枚交換ができるため作業時間も短く済みます。作業時間が短いということはそれだけ人工費がかかりません。
以上が防犯ガラス設置のメリットです。
防犯ガラスがオススメの理由
防犯ガラスがオススメの理由は防犯効果が高いことと、採光できるからです。例えばお家で観葉植物を育てている場合やペットを飼っていて植物やペットのコンディションを良くするために日光を取り入れたい場合、窓シャッターでは日差しを遮ってしまいます。その点、防犯ガラスは常に日光を取り入れることができます。
また、防犯ガラスはバールによる打ち破り試験で打撃を7回加えても十分な大きさの穴が開かなかったという実験データがあります。(引用:警察庁住まいる防犯110番)
防犯ガラスが意味ないのでは?と思っている方も少なくないですが、実験データをみて分かるように防犯ガラスはとても効果が高いことが分かります。
以上の理由から防犯ガラスがオススメです。
窓シャッターのメリット
防犯ガラスと窓シャッターを比べた際に、防犯ガラスがオススメと述べましたが、人によっても好みがありますし窓シャッターも十分メリットがあります。
窓シャッターのメリットは下記のとおりです。
- 一目みて防犯対策していると分かる
- 防災効果がある
- 防音・防寒効果がある
①一目みて防犯対策していると分かる
窓シャッターはきちんと閉めていると明らかに防犯していると分かります。泥棒は窓シャッターが閉まっている箇所からわざわざ空き巣に入ろうとは思いません。みて分かる防犯というのは大事で、まず泥棒のターゲットにならないということが非常に大切です。その点では窓シャッターは非常に防犯効果が高いといえます。
②防災効果がある
窓シャッターは当然ですが防災効果があります。防犯ガラスの場合、台風などで飛来物がありガラスに当たると、よっぽど強い衝撃でなければ穴はあきませんがガラスはヒビ割れます。当然、ヒビ割れたガラスは交換しないといけません。
ですが窓シャッターの場合、飛来物があたってもシャッターがガードしてくれるのでガラスが割れる心配はありません。当然シャッターにキズは付くでしょうが、シャッターが使えなくなるほど強い衝撃はそうないことです。
③防音・防寒効果がある
窓シャッターを取り付けると防音や防寒効果があります。窓シャッターを設置すると音を30db軽減することが期待できます。二重窓の防音効果が−40dbのため、窓シャッター設置で−30db騒音カットができるのは大きいメリットになります。
また、窓シャッターの設置には防寒効果もあります。シャッターがあることによって冬場では冷たい風がガラスに直接当たらないことにより、ガラスやサッシが冷えにくくなります。そうすると結果的に室内の冷え込みを抑えることに繋がり防寒効果が期待できます。
窓シャッターのデメリット
窓シャッターのデメリットは下記のとおりです。
- 外出の際は窓シャッターを閉めないと防犯にならない
- 窓シャッターを閉めると採光できない
- 設置費用が高い
①外出の際は窓シャッターを閉めないと防犯にならない
当然ですが窓シャッターは閉めないと防犯効果はありません。外出の際にしっかりシャッターを閉めることで防犯効果があります。日々の仕事や生活に追われている現代人にとって毎朝外出のたびにシャッターを閉めることは手間に感じてしまう方もいるかもしれません。
②窓シャッターを閉めると採光できない
窓シャッターを閉めると採光ができないため、ペットや観葉植物を育てていると困るかもしれません。ペットにとって外の景色がみえるというのは大切ですし、観葉植物にとって日光はとても重要です。
③設置費用が高い
窓シャッターは防犯ガラスに比べて設置費用が高くなります。特に窓まわりにエアコンホースや庇がある場合やデッキがある、入隅になっている場合などは標準仕様のシャッターが取り付けできないことがあります。ボックス下げ納まり仕様や入隅仕様、三方枠仕様などのシャッターは標準シャッターよりさらに高くなります。
標準窓シャッターの商品代自体も防犯ガラスより高いですが、設置には時間も人工もかかります。特に高所作業の場合は足場の設置や高所作業車が必要なこともあり、費用面を考えると防犯ガラスの設置より高くなります。
まとめ
結論、上記を踏まえて考えた際に防犯対策で防犯ガラスと窓シャッターの設置では防犯ガラスがオススメと思います。(人によります)
ですが、窓シャッター設置にもデメリットがあるように防犯ガラス設置にもデメリットがあります。どちらのデメリットがご自分にとって気にならず、どちらのメリットが魅力に感じるかによってどちらがオススメというのは人により変わります。
防犯対策には窓シャッターか防犯ガラスが良いか、防犯ガラスって意味あるのか、など色々と悩まれ考えられている方にとってこの記事が参考になりましたら幸いです。
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